4月11~15日の熊野本宮大社御創建二千五十年奉祝式年大祭、終了。例年の神事に加え様々な奉納行事で賑わいました。15日朝の本殿祭、今年は三笠宮彬子女王殿下も参列。ゲストの東儀秀樹さんは瑞垣内に入り本殿第三殿前で参列者に背を向け、笙と篳篥を奉奏されました。大社HPによると「天地音取」。天から降る笙の音、続いて地の篳篥による音取かと想像します。祭典の雅楽を担う天理教の方も、本部等の楽師さん増強でパワーアップの演奏でした。
新作神楽「熊野」は俳優の今野誠二郎さんが舞い、作曲の辻幹雄さん、篠笛の松尾慧さんと、私も地元Mちゃんと箏で参加。熊野本宮伝統芸能子ども教室の児童の皆さんが歌ってくれました。企画側に思う所は色々ありますが、教室代表の羽根先生、保護者の方々のおかげで成り立っています。
午後の渡御祭は約400人の行列が大斎原に渡り、本殿への還御が6時前。獅子舞もあり、例年になく時間がかかりました。本殿から鳥居に降りる途中、原宿の表参道かと思うほどの人出が見えて、これだけの人が本宮を祝ってくれるかと思うと、嬉しかったですよ。参加・ご来場の皆様、お疲れ様でした♪