田辺市文化財審議会委員を退任、後任は

2013年(平成25年度)から続けてきた田辺市文化財審議会、本宮町の委員。博物館学芸員の資格があることで、語り部の坂本勲生先生から引き継ぎ8年経過、諸事情により昨年度までで退任しました。後任は、大竹哲夫氏です。夫だからでなく、南方熊楠顕彰会委員として功績があることと、熊野と文化財への関心が高いことから、です。
私がこれまでを振り返って思うのは、文化財に関わる方々は指定文化財のみでなく、未指定文化財の段階から市の文化を見ている、ということ。委員の方々の専門知識、文化財指定のための審議の詰め方、何より各エリアで文化財に関わる方々の熱意から、学ぶことが多い8年でした。写真は指定準備に何年もかかった、本宮町のシマユキカズラ。また8月後半に見られますように。