大瀬のもう1つの太鼓踊「さいこのさ」

気温上昇と共に、盆踊りの記憶が甦る今日この頃。動画は本宮町大瀬、もう1つの太鼓踊「さいこのさ」。指定文化財ではありませんが、好きなので再掲。19年前に撮影しました。
江戸時代の歌謡集「落葉集」記載の「五尺手拭」と共通する歌。動画では「佐渡と越後は筋向かい 橋を架けるなら船橋を 橋の下なる鵜の鳥は 小鮒くわえて羽根をのす 羽根をのさずに腹をのす 腹をのすこと目出度けれ…」等歌われ、合間、合間に「さいこのさ♪」と入ります。歌詞は、私が大瀬の教科書と呼ぶ「古里の記」より。本宮行政局内・こだま文庫で読めます。
佐渡と越後に橋を架ける…昔は不可能な冗談だったのでしょうが、青函トンネルが出来た現代、不可能ではないかもしれませんね。