3月27日、「さくらの日」の七越の峰

3月27日、「さくらの日」の七越の峰(ななこしのみね)。

熊野本宮大社旧社地・大斎原(おおゆのはら)の熊野川対岸にある神様の山、七越の峰。大峰山より数えて七つめの峰にあたるといわれ、また「みね」という言葉は神様のものである山を意味します。

七越の峰の森林公園として整備されたエリアにはソメイヨシノやシダレザクラなど約1000本の栽培品種の桜が植栽されています。

さくらの日、七越の峰はソメイヨシノが満開でした。

2021.3.27 てつ撮影
2021.3.27 てつ撮影
2021.3.27 てつ撮影
2021.3.27 そま撮影
2021.3.27 そま撮影
2021.3.27 そま撮影

平治川の長刀踊の動画を公開

第15回和歌山県民俗芸能祭(2021年2月14日開催)で和歌山県田辺市本宮町の平治川の長刀踊(へいじがわのなぎなたおどり)が披露されました。平治川の長刀踊は和歌山県指定無形民俗文化財。

動画を撮りましたので、熊野本宮伝統芸能教室さまの許可を得てYouTubeにUPしました。

平治川は平家の落人が隠れ住んだ所だと伝えられます。
平治川村:紀伊続風土記(現代語訳)

源平合戦に敗れて熊野の山間に落ちのびた平家の落ち武者の子孫が盂蘭盆に先祖の霊を慰めるために踊ったのがこの長刀踊の始まりとされます。

和歌山県の民俗芸能やお祭りに関心のある方にオススメの本がこちら。和歌山県内の国指定重要無形民俗文化財と和歌山県指定無形民俗文化財のお祭り、民俗芸能を網羅的に紹介しています。平治川の長刀踊ももちろん紹介されています。

本宮祭の準備が始まりました

4月に斎行される熊野本宮大社例大祭では「挑花(ちょうばな)」といわれる菊の造花を神様に捧げます。

その造花の軸には細い竹を用いるのですが、その竹を本日取りに行きました。

来年の本宮祭も今年のように通常とは異なるお祭りになりそうですが、ともかくも本宮祭の準備が本日から始まりました。

上の写真の竹が下の写真のような造花になります。

挑花