9年ぶりにすさみ町産のオオウナギさんがやってきた〜
— エビとカニの水族館 (@ebikaniaquarium) January 27, 2020
川?池?…なんと水族館近くの海岸のほぼ水のない水たまりで死にかけていたとか…
こんな寒い時期に海岸で何してたんだ〜
発見した町民の方がいったん家に持ち帰り、大事に一晩置いて連絡をくれました〜
大切に育ててみようと思います pic.twitter.com/y30OHH6lWD
和歌山県すさみ町にあるエビとカニの水族館にオオウナギがやってきました!
日本に生息するウナギ科の魚のなかで最大種がオオウナギ。体長2m、体重20kgを超える個体も見つかります。
Momotarou2012 – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる
江戸時代の紀伊国の地誌『紀伊続風土記』には古座川に生息するオオウナギについての記述があります。
胴回りは 7、8寸から尺回りのものが多い。最大のものに至っては2尺5、6寸回り。2尺5、6寸のものは体長は1丈ばかりであるという。最大のものは油が強くて食べることができず、またこれを炙ると油が多いので肉がみな融け、油となって流れるという。
三前郷:現・和歌山県東牟婁郡串本町/古座川町:『紀伊続風土記』現代語訳
1丈は約3m。古座川のオオウナギは最大のもので胴回り75~78cm、体長3mほどだと記されています。
最近だと古座川では2009年に体長1m、体重4kg、胴回り30cmの個体が捕獲された記録があります。
リンク
こちらの本はオオウナギについてではなく、ニホンウナギについての本。
絶滅の危機にあるニホンウナギを守るにはどうすればいいのか、ウナギがいる川とはどんな川なのか。
著者は和歌山県白浜町在住のネイチャー・フォトグラファー、内山りゅうさん。
監修は和歌山県立自然博物館学芸員の揖善継さん。専門は魚類生態学。