「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」の文言で知られる玄峰老師の毎歳忌法要

玄峰老師毎歳忌法要

本日6月3日は、熊野出身の禅僧、「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」の文言で知られる玄峰(げんぽう)老師の命日。

午前10時から湯の峰温泉の東光寺横の玄峰塔の前で毎歳忌法要が営まれました。

玄峰老師は日本の近代史に大きな影響を与えた人物。

玄峰老師の墓

毎歳忌法要の後、お墓参りに行きました。

「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」明日6月3日は、熊野出身の禅僧、玄峰老師の命日

玄峰塔

明日6月3日は、熊野出身の禅僧、玄峰老師の命日です。

午前10時から東光寺(和歌山県田辺市本宮町湯の峰)横の玄峰塔の前で毎歳忌法要が営まれます。

玄峰老師は日本の近代史に大きな影響を与えた人物。

玄峰老師の名は知らなくとも「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」という言葉は誰もが聞いたことがありますよね。

4年前の昨日、熊野本宮大社旧社地にて3つの異なる宗教の祭儀が執り行なわれました

踊念仏

4年前(2012年)の5月27日、熊野本宮大社旧社地の一遍上人神勅名号碑前。

熊野本宮大社の神職さん・巫女さんたちと本山修験宗総本山・聖護院門跡の山伏さんたちが立ち会うなかでの、時宗総本山・清浄光寺(遊行寺)のお坊さんたちによる踊念仏。

私が生きている間にはもうないかもしれない、ほんとうに特別な時間でした。

2012年5月27日、熊野本宮大社旧社地にて神道、仏教、修験道の3つの異なる宗教の祭儀が執り行われました。

神道の熊野本宮大社、仏教の時宗総本山清浄光寺(遊行寺)、修験道の本山修験宗総本山聖護院門跡!

中世の熊野信仰の興隆を支えたのが、修験道であり、仏教の一派である時宗です。

石祠から一遍上人神勅名号碑の前に場所を移して、時宗の祭儀。

一遍上人成道の地で踊念仏!

南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏……

続いて聖護院門跡による護摩焚き。

南無熊野大権現、南無熊野大権現、南無熊野大権現……

時宗管長による賦算。
「南無阿弥陀仏、決定往生六十万人」と記した念仏札を配ることを賦算といいます。

念仏札

そのときに時宗管長からいただいた念仏札、今も大切に持っています。