昨日の和歌山大学南紀熊野サテライトの学部開放授業の新宮の町歩きで訪れた場所。
徐福公園。江戸時代に建てられた徐福の墓を中心に整備された公園です。
徐福は、紀元前3世紀の中国・秦の始皇帝に仕えた方士(神仙思想の行者)。始皇帝の命により、東方海上に不老不死の仙薬を求めて三千人の少年少女とさまざまな分野の技術者を引き連れて船出し、この熊野に上陸したと伝えられています。
熊野では、農耕、漁法、捕鯨、造船、紙すき、焼き物、土木、医薬などの新技術はすべて徐福から伝えられたものだとされてきました。徐福伝説 in 熊野
木の実植ゑ 徐福はこゝに 棲みつきし(山不鳴)
句碑の横に植えられた木は天台烏薬(てんだいうやく)。