闘雞神社のトウの字は正式にはこう書きます。
鬪。
ケイの字も鶏ではなく雞という難しい字を使います。
「み熊野ねっと」本館の鬪雞神社紹介ページでは検索してたどり着いてもらえるように「闘鶏神社」と表記しています。
闘雞神社は「南方曼陀羅の風景地」の風景地のひとつとして国の名勝に指定されています。南方熊楠の熊野植物研究の西牟婁郡の分の基点です。
闘雞神社が世界遺産に追加登録なるかどうかの結果は今年7月に出ます。
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弁慶縞(べんけいじま)っておしゃれ。
http://www.photo-make.jp/hm_2/kuniyoshi_taigan.html
弁慶の出生地と伝わる田辺のお土産物で弁慶縞のものってあるのかな。今でいうギンガムチェック。
第26回南方熊楠賞受賞の中沢新一先生のご著書から、熊楠や熊野について語られている文章を改めて確認しています。
2010年発行の『縄文聖地巡礼』。
中沢新一氏と坂本龍一氏が田辺を訪れて、南方熊楠顕彰館&南方熊楠邸や、熊楠の自然保護運動の象徴である神島や、熊楠の菩提寺である高山寺をめぐります。
紀伊田辺へ坂本さんと行こうと思ったのは、ぼくにとっても坂本さんにとっても、南方熊楠という人が大きな存在であり続けているからです。坂本さんのアルバム『音楽図鑑』(1984年)の背後にあるのは、あきらかに南方熊楠の存在だったし、ぼく自身は『森のバロック』(1992年)という本を書いて熊楠の心の世界を解き明かそうとしましたが、熊楠については繰り返し何度でも考える必要があると思っています。
(坂本龍一・中沢新一『縄文聖地巡礼』木楽舎、84頁)