先日、丹敷戸畔(にしきとべ)の墓にお参りしました。
丹敷戸畔は熊野の土豪の女酋長だといわれる人物。その墓だと伝えられる石塔が和歌山県串本町二色にあります。
その石塔の傍らにはアイヌの祭具であるイナウらしきものが供えられていました。
アイヌの方のなかには熊野に親しみを抱いてくれている方々がいらっしゃるようなので、ここにもアイヌの方たちがお参りしてくれたのでしょうか。
2015年1月7日に熊野本宮大社旧社地で行われた、奈良を拠点に活動する芸能ユニット「勾玉天龍座」さんによる朗読音楽劇「八咫烏」の奉納のときには、アイヌの装束を借りるだけのつもりだったのが、アイヌの方たちが「熊野なら行く」ということでわざわざ北海道から来てくださってアイヌの唄と踊りを奉納してくださいました。
https://www.facebook.com/mikumano/photos/pb.198123850203523.-2207520000.1463745184./1018075211541712/?type=3&theater