今年2021年の熊野本宮大社例大祭・本宮祭で授かった挑花(ちょうばな)。
本宮祭では挑花(ちょうばな)と呼ばれる菊の造花を豊穣の母神・熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)に奉ります。
挑の字には「掲げる」「担ぐ」などの意味があり、15日の渡御祭では挑花を台に飾りつけ肩に担いで掲げて渡御します。
例年であれば挑花は御田祭の後に行われる餅まきで赤い餅を拾った参列者に赤い餅と引き換えで授けられます。今年は餅まきがなく、例年とは異なる形で参列者に授けられました。
この花を授かれば、1年災難なく過ごせ豊作であると伝えられます。
コロナ禍が続きますが、災難なく過ごせますように。