今年2021年の熊野本宮大社例大祭・本宮祭でも私たちはマスクを着用して参加しました。
昨年は不織布マスクだけでしたが、今年は熊野本宮大社宮司が書いた文字や絵を印刷した布マスクを不織布マスクの上に着けました。
熊野本宮大社例大祭・本宮祭、最終日。天気にも恵まれ、本殿祭、渡御祭、御田祭、還御祭、滞りなく斎行されました。ありがとうございます。
— てつ@み熊野ねっと (@mikumano) April 15, 2021
お祭りの最中には写真を撮れないので、終わってから自撮りパシャリ。 pic.twitter.com/2vyTKIB9D3
マスクは3種類ありました。
4月13日の湯登神事、宮渡神事で着けたマスク。父親の肩に担がれた稚児が描かれています。
4月15日の本殿祭で着けたマスク。本宮祭の文字が印刷されています。
4月15日の渡御祭、御田祭、還御祭で着けたマスク。挑花(ちょうばな)が描かれています。
本宮祭では菊の造花を豊穣の母神・熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)に捧げます。この菊の造花を挑花と呼びます。
挑の字には「掲げる」「担ぐ」などの意味があり、15日の渡御祭では挑花を台に飾りつけ掲げて渡御します。
例年であれば挑花は御田祭の後に行われる餅まきで赤い餅を拾った参列者に赤い餅と引き換えで授けられます。この花を授かれば、1年災難なく過ごせ豊作であると伝えられます。