本日1月27日は実朝忌。鎌倉幕府第3代将軍・源実朝の命日。
源実朝は承久元年1月27日(1219年2月13日)に甥の公暁(くぎょう、こうきょう)に暗殺されました。
なので、源実朝の歌を。
み熊野の梛の葉しだり降る雪は神のかけたる垂(しで)にぞあるらし
源実朝『金槐和歌集』
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歌人としての実朝は、鎌倉時代の歌論書『愚見抄』で、藤原定家に「おそらくは人麻呂、赤人をもはぢ難く、当世不相応の達者と覚え侍る(おそらくは人麻呂・赤人にも劣らぬ当世不相応の達者であると思われる)」と評されたと書かれるほどに優れていました。
実朝自身は熊野を詣でることはありませんでしたが、母親の北条政子は2度の熊野詣を行っています。
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