昨日11月16日から東京・南青山の根津美術館にて熊野出身の茶人・川上不白の生誕300年を記念した特別展「江戸の茶の湯 川上不白 生誕三百年」が始まりました!
川上不白(かわかみ ふはく)は熊野出身の茶人。江戸千家の流祖。江戸の武家や町人に茶道を普及し、それまで男性のものであった茶道を女性にも広めました。
十年ぶりにて古郷に帰り、熊野の御山を拝す
『不白翁句集』
氏神の杉見違る茂りかな
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不白は俳諧においては大島蓼太の門下であり、不白の晩年の句を、同門の振々亭雪太郎が聞き書きして編んだのが『不白翁句集』。不白の嗣子・自得斎宗雪によって寛政10年(1798年)に出版されました。
下の2冊は川上不白生誕300年記念出版。
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