11月16日は東京市立日比谷図書館(現・千代田区立日比谷図書文化館)が開館した日。今から111年前の明治41年(1908年)11月16日に東京市立日比谷図書館(現・千代田区立日比谷図書文化館)は開館しました。
私が日比谷図書文化館に行ったのは2018年6月14日。
大ホールで開催された日比谷カレッジ「ジャパニーズ・エコロジー 南方熊楠ゆかりの地を歩く」の第2部のトークで登壇させていただきました。
日比谷カレッジ「ジャパニーズ・エコロジー 南方熊楠ゆかりの地を歩く」
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150年前に生まれた南方熊楠(みなかたくまぐす・1867-1941)は、明治の時代に海外遊学し、博物学、生物学、民俗学の智の巨人となりました。熊楠はどんなメッセージを私たちに残してくれたのでしょう。
第一部では、柳田國男によって編まれた『南方二書』を紐解いて、熊楠の思考と宇宙観、そして自然との共生や文化の多様性を目指した現代に通じるジャパニーズ・エコロジーを学びます。さらに第二部では、世界遺産や国の名勝「南方曼陀羅の風景地」となった熊楠ゆかりの地の歩き方を写真とともに語ります。
第一部:講演「新しい南方熊楠の姿『南方二書』を改めて読む」
講師:田村義也(南方熊楠顕彰会学術部長)
第二部:トーク「ジャパニーズ・エコロジー 南方熊楠ゆかりの地を歩く」
講師:田村義也(南方熊楠顕彰会学術部長)
大竹哲夫(南方熊楠顕彰会事業部委員・み熊野ねっと)
水野雅弘(株式会社TREE代表取締役・一般社団法人CEPAジャパン)
川廷昌弘(公益社団法人日本写真家協会・一般社団法人CEPAジャパン)
参加者の中にはそのあと実際に熊楠ゆかりの場所を訪れてくださった方々もいらっしゃったようで、嬉しく思います。