今日11月14日は、いい石の日 。
熊野のいい石といえば那智黒石。
那智黒石は歴史的には3つあります。
1つめが、中世の熊野詣の折に那智山に供えられた海浜の黒い玉砂利。産地は新宮から那智にかけての礫浜。和歌山県新宮市の佐野の浜など。
2つめが、近世に庭園の敷石に使われた海浜の黒い玉砂利。産地は熊野灘沿いの礫浜。和歌山県新宮市の佐野の浜なども含め、三重県の七里御浜など。
3つめが、近世には神溪石(しんけいせき)と呼ばれた石。近代に加工用石材として価値を持つようになった黒い特定の岩石で、碁石の黒石や硯石などに加工されます。産地は三重県熊野市神川町のみ。
現在、那智黒石と呼ばれるものは3つめの加工用石材として用いられる黒い特定の岩石のことです。
御浜小石も熊野のいい石です。
熊野灘に面する七里御浜で採取される色とりどりのきれいな小石で、以前は海外に輸出されていた時期もあったそうです。
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