平野啓一郎さんの『ある男』を読了 平野啓一郎さんの『ある男』を読了。 普段は熊野や熊楠に関係する本しか読まないけれども、この本は図書室で見かけて惹かれるものがあって借りて、一気に読まされました。いい本でした。 平野啓一郎さんは熊野古道「小辺路」を舞台にした小説「一月物語」も書かれています。明治30年初夏、熊野本宮を目指し、熊野古道「小辺路」を歩く青年。その道中での怪異を描いています。熊野詣を題材に書かれた現代の作家の小説のなかでは一番好きかも。 リンク