写真は、和歌山県立博物館発行の『熊野 聖地への旅』49頁。熊野懐紙(くまのかいし)の写し。
現存するそのほとんどが国宝か国の重要文化財に指定されている「熊野懐紙」。
最近、書道を熊野観光に活かせないかと考えていますが、「熊野懐紙」を真似て和紙に筆で書くという体験プログラムなんてどうでしょうか。
和紙はもちろん音無紙など熊野産の和紙で。
熊野の山里に甦った幻の松煙墨を、名品として知られる那智黒石の硯で摺って。
筆は、熊野地方にはなさそうなので、熊野神社のある広島県熊野町の、やはり名品として知られる熊野筆を使って。
どうかな。
熊野産の木で作った額に収めたら、いいお土産にもなると思うのですが。