先日出席した紀南ユネスコ協会の総会で、総会前に、和歌山県立田辺高校の和田充可先生のご講演がありました。
和田先生が田辺高校で行ってきたスーパーグローバルハイスクール(アソシエート校)、ユネスコスクールの取り組みについてのお話。
「日本・世界で活躍する人は郷土に誇りを持っている。郷土愛が心の芯になるのだ」というお話には感銘を受けました。
地域活性化のためには何よりも郷土教育が大切です。人口減少をどこかの段階で止めることや、地域内消費額を増やすことを実現するには、何よりも地域住民の地域への誇りと愛着が必要です。
和田先生のお話を聴いて、地域への誇りと愛着を育む教育をしている高校が田辺市にあることを知り、とても嬉しくなりました。
南方熊楠は今から百年ほど前に田辺に暮らし、熊野という地域に誇りと愛着を持ち、世界を舞台に活躍しました。
今後、田辺高校の卒業生から、地元に暮らしながら世界的な活躍をする人たちが多く登場することを期待しております。