久しぶりのブログ更新です。前回更新が4月18日なので、1ヶ月以上更新していませんでした。
4月13日と15日、熊野本宮大社例大祭「本宮祭」に氏子総代として参列して、16日にその撤収作業をしました。その16日の夜に緊急事態宣言の対象地域が全都道府県に拡大されました。
5月14日に緊急事態宣言の対象地域から和歌山県を含む39県が解除されましたが、この緊急事態宣言下の期間、私は何をしていたのかというと、普段ならできないようなことをしてみようと、長らく耕作していなかった畑の復活に取り組んでいました。
野菜を植えてもサルやイノシシやシカに食べられてしまうので、普段だったら全然やる気にもならないのですが、もともと少ない収入がさらに減り、今後もしばらく回復が期待できないので、我が家の食料自給率を上げなければという気持ちになりました。また世界的な大不況や食糧危機も起こるかもしれませんし。
山間部での野菜作りは動物との戦いです。苗やタネを植える前に囲いを作らなければなりません。イノシシやシカは下から来るし、サルは上から来ます。天井もネットで塞がなければなりません。
お金があれば単管パイプで作るのですが、あまりお金が使えないので、畑のすぐ近くに生えている竹を使って作りました。
1度でも侵入されたら終わりなので、これだけやってもまだ不安です。とくにサルは賢いですし、群れで襲ってきますので。
お金があればもっとゴツい囲いを作るのですが、収入が暮らしていけないレベルまで減った現状ではこれくらいが精一杯。こんなのでも3万円以上かかっています。
他に緊急事態宣言下で行ったことといえば、国民年金保険料の免除・納付猶予の申請、生命保険の契約内容の変更、国の持続化給付金や田辺市の小規模事業者事業継続支援給付金の申請。生き延びるために、出ていくお金を減らして、もらえるお金はもらえるように。
緊急事態宣言解除後になりましたが、特別定額給付金の申請もしました。和歌山県の事業継続支援金の申請もこれからします。
それから緊急事態宣言下、新商品作りも行いました。
県を跨いでの移動に自粛が求められる現状の中、熊野三山にお参りしたいけれどもできない人に喜んでいただけたらと思い、梛の葉と本宮町産の和紙・音無紙(熊野紙)で作りました。
人類の歴史は感染症との戦いの歴史です。人類は感染症とともに生きています。およそ100年前のスペインかぜは3年で収束していますので、COVID-19も2〜3年でおそらく収束するのではと思います。それまでしんどいですが、なんとか生き延びていかなければ、ですね。