オリンポス遠きギリシャのいにしへの神々の火は海を越え荒野をよぎり

1964年東京オリンピックの開会式で歌われた「オリンピック東京大会讃歌」は熊野出身の文豪・佐藤春夫が作詞したものです。

オリンポス遠きギリシャの
いにしへの神々の火は
海を越え荒野をよぎり
はるばると渡り来て
今ここに燃えにぞ燃ゆる

佐藤春夫作詞「オリンピック東京大会讃歌」

2020年東京オリンピックの聖火到着式では聖火が2度消えるというハプニングがありましたが。

ともあれ聖火リレーが中止になったのはよかったです。あれで新型コロナウィルスが全国に感染拡大していったら堪らないと思っていました。

2020年の東京オリンピックはこれまでもエンブレムとか新国立競技場のデザイン案とか予算の大幅超過とか、暑さ対策のかぶる傘とか、トイレの臭いがする東京湾とか、マラソン競歩の開催地変更とかいろいろありましたが、中止ではなく延期ということであれば、これからもいろいろあるのでしょう。

第1回大会の1896年アテネオリンピック以降、近代オリンピック史上、オリンピックの延期は1度もありませんでした。1940年の東京オリンピックも中止でした。

オリンピック延期は中止よりもはるかに困難があるのだろうと思います。中止にしてほしいというのが正直なところです。

南方熊楠が英訳した『方丈記』のCHAPTER 2をDeepL翻訳で日本語に

南方熊楠が英訳した『方丈記』、”A Japanese Thoreau of the Twelfth Century”の CHAPTER 2 をDeepL翻訳で日本語に。

さて,私が初めて自分の周りの世界を意識して知って以来,約40回の春と夏が過ぎ,多くの奇妙な出来事を経験してきた。

安元3年5月28日(1177年5月28日)、戌の刻(午後7〜8時)頃、紫の嵐が吹き荒れていた時、都の龍(東南)地区で火事が発生し、犬と豚(西北)地区にまで広がり、朱雀門、大極殿、大極殿、大極寮、民宿に至るまで、その一夜の間に全体が灰になった。

火事の発端は、樋口富と呼ばれる小道にあった仮病院の小屋であったと言われています。風に好まれて、火は扇状に燃え広がりました。遠くの家々は煙に包まれ、近くの空間は炎の渦に包まれた。空気は塵の雲で満たされていた、それは炎の中で反射したので、近所全体が炎の輝きに浸されているように、炎の舌が隣の通りの上に飛び交った。

このような恐怖の中で、誰が安定した心を保つことができるでしょうか?

煙で窒息して地面に倒れた者もいれば、混乱して自分の財産を守ろうと炎の中に真っ直ぐ逃げ込んで焼死した者もいたし、莫大な財産が全滅した者もいた。十六棟の空家と無数の小さな家が焼失した。都市の三分の一が破壊された。何千人もの人が死に、馬や牛も数え切れないほど死んだ。

このような危険にさらされた都市で、彼らは家を建て、宝を費やし、エネルギーを浪費しています。

Kumagusu Minakata and F. Victor Dickins ”A Japanese Thoreau of the Twelfth Century” CHAPTER 2 Translated with www.DeepL.com/Translator (free version)

南方熊楠が英訳した『方丈記』のCHAPTER 1をDeepL翻訳で日本語に

南方熊楠が英訳した『方丈記』、”A Japanese Thoreau of the Twelfth Century”の CHAPTER 1 をDeepL翻訳で日本語にしてみました。

流れている川では,洪水は絶え間なく変化し,静まり返ったプールでは,泡が集まり,消えても留まることはない。この世の人間と人間の住居もまたそのようなものである。

貴重な石で舗装されたシティ・ロワイヤルの中では、高低差のある大邸宅や家々が、梁の長さや瓦屋根の高さに匹敵するように、永遠に続くように建てられているように見えますが、探せば、その古さを誇ることができるものは、実際にはほとんどありません。ある年には家が焼失し、次の年には再建され、大邸宅は廃墟と化し、ただのコテージがそれに取って代わる。

占有者の運命は、彼らの住居の運命と似ている。彼らが住んでいた場所にはまだ多くの人々が住んでいたが、あなたが知っているかもしれない20〜30人のうち、2〜3人はほとんど生き残っていない。

朝には死、夕方には誕生。人間の人生とは、プールの水面の泡のようなものである。人は生まれて死に、どこから来て、どこへ行くのか。われわれは誰のために耐え、どこから喜びを得るのか。

棲み家と棲み家は無常のライバルであり、どちらも朝顔の花びらにかかる露のように儚い。露が消えれば、花は露が遅れている間、色あせたままでいられるかもしれないが、夕刻には滅びるだけである。

Kumagusu Minakata and F. Victor Dickins ”A Japanese Thoreau of the Twelfth Century” CHAPTER 1 Translated with www.DeepL.com/Translator (free version)

DeepL翻訳、すごい! とても自然な日本語訳です!