8/21開催の熊野本宮盆踊り大会でのミニミニトークの原稿、だいたいできました

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8月21日(日)開催の熊野本宮盆踊り大会でのミニミニトークの原稿、だいたいできました。
一遍上人と熊野、盆踊りについて10分ほどお話しさせていただきます。

第3回熊野本宮盆踊り大会
日時:8月21日(日)午後6時から
場所:熊野本宮大社旧社地大斎原(雨天の場合、うらら館横体育館)

祠と一遍上人の「南無阿弥陀仏」の碑での神事から始まります。

第1回熊野本宮盆踊り大会のために用意した原稿
http://www.mikumano.net/nikki/20140823.html

第2回熊野本宮盆踊り大会のために用意した原稿
http://www.mikumano.net/nikki/20150816.html

象徴天皇制を示唆

天皇陛下が8月8日にビデオメッセージで表されたお気持ち。
http://www3.nhk.or.jp/news/special/japans-emperor/

即位以来、私は国事行為を行うと共に、日本国憲法下で象徴と位置づけられた天皇の望ましい在り方を、日々模索しつつ過ごして来ました。……

天皇が象徴であると共に、国民統合の象徴としての役割を果たすためには、天皇が国民に、天皇という象徴の立場への理解を求めると共に、天皇もまた、自らのありように深く心し、国民に対する理解を深め、常に国民と共にある自覚を自らの内に育てる必要を感じて来ました。こうした意味において、日本の各地、とりわけ遠隔の地や島々への旅も、私は天皇の象徴的行為として、大切なものと感じて来ました。……

始めにも述べましたように、憲法の下、天皇は国政に関する権能を有しません。そうした中で、このたび我が国の長い天皇の歴史を改めて振り返りつつ、これからも皇室がどのような時にも国民と共にあり、相たずさえてこの国の未来を築いていけるよう、そして象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひとえに念じ、ここに私の気持ちをお話しいたしました。

日本国の象徴であり日本国民統合の象徴である天皇。
日本国民全体の象徴としての天皇の在り方を日々模索されてこられた今上天皇。

天皇を国家の「象徴」とするよう示唆したのが、時の総理の相談役を務めた熊野出身の禅僧、山本玄峰だといわれます。