今日5/18は南方熊楠の149回目の誕生日

南方熊楠邸

南方熊楠邸
今日5/18は南方熊楠の149回目の誕生日。

5/18は現在奇しくも国際博物館の日であり、国際植物の日でもあります。
どちらも熊楠らしい記念日です。

しかもそれらが日本国内の記念日ではなく国際的な記念日だというのもさらに熊楠らしいことです。

南方熊楠の「履歴書」の口語訳
http://www.minakatella.net/letters/rirekisho0.html

南方熊楠邸

南方熊楠邸は登録有形文化財。

南方熊楠邸

庭でいちばん大きな木は楠。

南方熊楠邸

庭は小さな森のようです。

南方熊楠邸

南方熊楠邸

センダン。

南方熊楠邸

柿の木。ミナカテルラロンギフィラを発見した木。

南方熊楠邸

安藤みかん(ミナカタオレンジ)。

南方熊楠邸

離れの書斎。

南方熊楠邸

土蔵。

南方熊楠邸は普段は観覧料大人300円ですが、誕生日の今日は特別に無料で南方熊楠邸を見学できました。

第26回南方熊楠賞受賞記念出版! オススメです!!

紀伊半島豪雨災害後初めての那智の扇祭の翌日に那智の滝を登った人が書いた本

外道クライマー

注文していた宮城公博氏の『外道クライマー』が届きました。

紀伊半島豪雨災害後初めての那智の扇祭の翌日に那智の滝の岩壁を登った3人のうちの1人が書いた本。

カートに入れてから注文を確定するまで本当に買うのかどうか迷いました。この人にお金を払うのが嫌だなと思って。

地域の人達の暮らしや信仰に敬意を払わない人達にどう向き合ったらいいのか。

日本人だけでなく外国人のなかにもそういう人たちはいるだろうし、考えなければいけないことなのだろうなと。

どうやって伝えていったらいいのか。

思い返すと、今でも怒りがこみ上げてくるけれど。

滝や岩や木や森をご神体とするような無社殿神社は明治時代には原始的な未開な信仰と見なされて、地域の人達の暮らしや信仰に敬意を払わない人達によってその多くが潰されました。あるいは神社として残すために社殿を建てなければなりませんでした。

明治時代の神社合祀に対する氏子たちの怒りは、私が外道クライマーに対して感じる怒りよりもはるかにずっとずっと大きなものであったことでしょう。