熊野本宮大社瑞鳳殿1階の「cafe alma」さんの熊野産のニホンミツバチの蜂蜜入りのカステラ。
江戸時代の百科事典『和漢三才図会』の巻第五十二の卵生類、「蜜」の条には次のようにあります。
思うに、蜂蜜は紀州熊野から出るものが一番よい。安芸の産がこれに次ぐ。
(寺島良安 『和漢三才図会〈7〉 (東洋文庫) 』平凡社、278頁)
江戸時代には熊野は日本有数の蜂蜜の産地として知られていたのですね。
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熊野本宮大社瑞鳳殿1階の「cafe alma」さんの熊野産のニホンミツバチの蜂蜜入りのカステラ。
江戸時代の百科事典『和漢三才図会』の巻第五十二の卵生類、「蜜」の条には次のようにあります。
思うに、蜂蜜は紀州熊野から出るものが一番よい。安芸の産がこれに次ぐ。
(寺島良安 『和漢三才図会〈7〉 (東洋文庫) 』平凡社、278頁)
江戸時代には熊野は日本有数の蜂蜜の産地として知られていたのですね。
熊野が舞台として登場する小説『闇の奥』や『許されざる者』などで知られる辻原登さんが、2015年度の日本芸術院賞を受賞されました!
http://www.asahi.com/articles/ASJ3K4T4ZJ3KUCVL014.html
これは熊野に暮らす者としてとても嬉しいことです。おめでとうございます!
許されざる者〈上〉 (集英社文庫) 第51回毎日芸術賞受賞
闇の奥 (文春文庫) 2011年芸術選奨文部科学大臣賞受賞
こばやしたけしさんの『地方は活性化するか否か マンガでわかる「地方」のこれから』を読みました。
女子高生が主人公で、女子高生たちが地域活性化について考え、取り組んでいく様子が描かれます。
彼女たちの地域の現状への批判はとてもまっとうで、地方に住んでいる人なら、こんなことをしているから活性化できないんだよねと思い当たることばかりだと思います。
今 地方のほとんどは中央資本にどんどん搾取されまくってて ケツの毛までむしられてるってことだよ!
(こばやしたけし『地方は活性化するか否か マンガでわかる「地方」のこれから』学研プラス、18頁)
マンガの初めのほうにある女子高生のセリフ。
地域活性化に取り組もうとしている人たちにオススメの1冊です。