
今日は八十八夜。立春から数えて88日目の日。
今日は茶摘みをしました。
夏も近づく八十八夜
野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは茶摘みぢやないか
あかねだすきに菅(すが)の笠日和(ひより)つづきの今日このごろを
唱歌「茶摘み」
心のどかに摘みつつ歌ふ
摘めよ摘め摘め摘まねばならぬ
摘まにゃ日本(にほん)の茶にならぬ
八十八夜に摘んだお茶をその日のうちに飲むと病気にならない、との言い伝えもあるとか。
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今日は八十八夜。立春から数えて88日目の日。
今日は茶摘みをしました。
夏も近づく八十八夜
野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは茶摘みぢやないか
あかねだすきに菅(すが)の笠日和(ひより)つづきの今日このごろを
唱歌「茶摘み」
心のどかに摘みつつ歌ふ
摘めよ摘め摘め摘まねばならぬ
摘まにゃ日本(にほん)の茶にならぬ
八十八夜に摘んだお茶をその日のうちに飲むと病気にならない、との言い伝えもあるとか。
その森にいまオカフジが咲いています。オカフジの標準和名は牧野富太郎によって命名されたヤマフジ。
過日御将来の紫藤は、小生自ら色々取調べたるところ、間違いもなくキフジ、オカフジと本草図譜巻二十九に出おるものに候。丁度大字岡に産する故オカフジという名が宜しき様に思うも、牧野博士はこれにヤマフジと名を付けあり、小生は既に古くよりキフジ、又オカフジなる名称があるに、昨今ヤマフジと命名するは、如何と存じ候。(こればかりがどこの山にも生ずるに非ず、他所は知らず、紀州には山に生ずるフジは多くは例の穂が長きものなればなり) この事一度牧野博士へ問い合わすべきも、とにかく小生はオカフジという古い名がよいと存じ候。
樫山嘉一宛南方熊楠書簡、昭和6年10月18日付『改訂 南方熊楠書簡集』紀南文化財研究会)
牧野富太郎はヤマフジと命名したが、江戸時代後期刊行の日本最初の植物図鑑『本草図譜』にはオカフジとあり、自生地の地名も岡なのでオカフジがよかろう、と南方熊楠は述べています。
田中神社の森は戦後、その価値を認められ、昭和31年(1956年)に和歌山県の天然記念物に第一号として指定されました。藤の花の咲く5月上旬ころには、その優雅な姿を今も見せてくれます。